建設環境系専攻

建設及び環境分野における社会のニーズは、環境と共生しながら造る時代から維持管理する時代へと大きく変貌を遂げています。さらには、環境保全、防災といった社会課題が重要な問題となってきています。このため、これまでの基礎的な知識・技術に加えて、建設物や環境の現状を総合的に評価し、問題発見、解決する能力が必要となってきました。また、このような人材は、新規構造物の建設が盛んなアジアなどを中心にグローバル社会においてもニーズがあります。
本専攻では、社会建設工学、国際建設技術、環境システム工学、建築学の4コースが専門性を発揮しながら連携、教育することで、総合的視点を持つ研究者や高度な専門職業人の養成を行っています。

修了後の進路

建設会社、建設コンサルタント、建設関連会社、ハウスメーカー、設計事務所への就職、公務員への採用及び博士後期課程への進学

履修コース

社会建設工学コース
Civil and Environmental Engineering Course
工学系

本コースでは、成熟社会を見据えた次世代の土木・建設事業に対応できる問題発見・解決能力を身につけます。そのため、学部での基礎的な知識に加え、構造解析学、水工水理学、地盤工学、社会システム分析、環境保全工学といった発展的な知識並びに地域情報システム、メンテナンス工学、自然・再生エネルギー、防災工学などの実務的な知識を修得します。さらに、特別研究Ⅰ及び特別研究Ⅱのテーマは、社会基盤工学、防災システム、地域・環境マネジメントに関連したもので、実社会における土木・建設事業を積極的に研究対象としています。

国際建設技術コース
Civil and Environmental Engineering International Course
工学系

本コースでは、国際的な土木・建設事業や技術協力案件に対応できる問題発見・解決能力を身につけます。そのため、学部での基礎的な知識に加え、構造解析学、水工水理学、地盤工学、社会システム分析、環境保全工学といった発展的な知識並びに地圏工学、施設工学、公共政策学、国際技術協力などの実務的な知識を修得します。さらに、特別研究Ⅰ及び特別研究Ⅱのテーマは、社会基盤工学、防災システム、地域・環境マネジメントに関連したもので、海外における実際の土木・建設事業を積極的に研究対象としています。

環境システム工学コース
Environmental System Engineering Course
工学系

本コースでは、環境と調和した循環型社会実現のために国際的に活躍できる能力を身につけます。そのために、環境保全、環境浄化、安全に配慮した都市環境(都市代謝システムの構築)、資源循環、宇宙利用工学に関する幅広い知識及び高度な技術を修得します。また、それらを効果的に社会へ還元するため、わが国及び諸外国(特にアジア)における環境問題に関する課題発見・解決能力並びにそれらの能力を円滑かつ効果的に活用するための 語学力、ディスカッションやプレゼンテーションなどの総合的コミュニケーション能力を兼ね備えた人材を育成します。

建築学コース
Architecture Course
工学系

人の感性や多面性への理解に立脚した、安全・快適で機能性に優れ、かつ美しい建築を創造する技術開発の研究を行っています。そのために本コースは、安全性を探求する建築構造学、建築材料・施工学、快適性を探求する建築環境学、人間環境工学、機能性を探求する建築計画学、都市計画学、デザイン性を探求する建築デザイン学の4つの分野から成り立っています。各分野を横断的に学ぶことにより、建築が自然環境や社会環境に及ぼす影響を理解しながら社会の要請にこたえることが可能な建築技術者を育成します。