電気電子情報系専攻

電気電子情報系分野は製造業や情報通信業をはじめとする幅広い分野から求人が寄せられています。電気電子情報系分野は、未来社会を切り拓く創造性豊かな技術分野として、急速に変化しながら発展し続けており、高度専門技術者(トップエンジニア)として活躍できる人材が求められています。
本専攻では、電子デバイス工学、電子システム工学、知能情報メディア工学、情報システム工学の4コースが電気電子情報工学系の基盤科目を横断的に学ぶことで、創造性豊かな、幅広い知見を有する研究者や高度な専門職業人の養成を行っています。

修了後の進路

電気電子情報系分野は製造業や情報通信業をはじめ、化学素材産業、輸送機器製造業、建設機械製造業、大手ゼネコン、電力会社などへの就職及び博士後期課程への進学

履修コース

電子デバイス工学コース
Electronic Devices Engineering Course
工学系

本コースは、現代の高度情報化社会を支える様々なデバイス(素子)を研究対象としており、半導体工学・磁性体工学等を基盤としています。具体的な研究対象は、半導体結晶の育成、半導体の物性評価、発光デバイス、磁性体デバイス、熱を電気エネルギーに変換する材料開発、超伝導材料の開発など多岐にわたります。本コースでは、これらの技術に加えて、更なる先駆的、先導的研究分野の確立を目指しています。

電子システム工学コース
Electronic Systems Engineering Course
工学系

本コースは、計測工学、パワーエレクトロニクス、制御工学、電磁波工学の学問分野を基盤とし、センサの融合と最適な信号処理による知能化計測及びその産業・医療システムへの応用、パワー半導体デバイスを用いた電力変換器を中核としたサステナブルエナジー、LED 照明、ならびに電力品質保証に関する研究、システム制御技術・システム最適化技術の開発及び制御・情報融合分野への応用展開、電磁波・高周波デバイスの開発及びそのマイクロ波通信や波動応用システムなどへの適用と展開、といった電気電子システムの構築や設計に関する研究を進め、現在の社会に貢献する技術や将来を見据えた新たな技術の創出を目指しています。

知能情報メディア工学コース
Intelligent Systems and Media Engineering Course
工学系

本コースは、情報通信技術(ICT)を基盤とし、研究対象は、人間をはじめとする生物が行う高度な情報処理をコンピュータで実現するための知能化技術、画像や音声などのメディア処理技術など多岐にわたります。本コースでは、これらの技術について研究するとともに、実社会への適用について研究・開発を行っています。

情報システム工学コース
Information Systems Engineering Course
工学系

本コースは、通信工学やコンピュータ工学、ソフトウェア工学などの情報通信技術(ICT)を基盤とし、コンピュータシステムや情報ネットワーク、ソフトウェアの開発など、高度情報化社会を支える基盤技術とその応用技術について研究・開発を行っています。