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創成科学研究科建設環境系専攻の北村彩絵さんが第68回中国地方技術研究会優秀賞を受賞

(2017年8月 2日 掲載)

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2017年7月10日(月曜日)、11日(火曜日)に国土交通省中国地方整備局主催の第68回 中国地方技術研究会が広島合同庁舎で開催され、大学院創成科学研究科建設環境系専攻博士前期課程2年の北村彩絵さんが行った発表「TCIを用いたトンネル優先度判定に関する研究」が優秀賞を受賞しました。

この技術研究会は、中国地方整備局、国土交通省関係団体、県および市等が所掌する建設技術に関する調査・研究や建設技術に関する創意工夫、提案等の成果発表等を行い、建設技術の向上とその普及を目的として開催されているものです。

北村さんの発表は、山口河川国道事務所との包括協定に基づいたトンネル覆工コンクリートの長寿命化に関する研究で、コンクリートに生じるひび割れ状況の経年的変化を踏まえることでメンテナンス優先度判定をより効率化することができるという点が特徴です。

受賞に対して北村さんは、「学生でも賞を頂くことができるとは思っていなかったので、正直驚きました。指導してくださっている先生方に感謝し、今後も研究に励みたいと思います。」と述べています。なお、北村さんは2017年11月下旬に東京で開催される土木学会主催のトンネル工学研究発表会にて講演を行う予定です。