トピックス

サラゴサ大学及び新リスボン大学と国際共同シンポジウムを開催

(2017年11月14日 掲載)

[20171114]サラゴサ大学及び新リスボン大学と国際共同シンポジウムを開催_1 [20171114]サラゴサ大学及び新リスボン大学と国際共同シンポジウムを開催_2 [20171114]サラゴサ大学及び新リスボン大学と国際共同シンポジウムを開催_3

第4回山口大学・サラゴサ大学(スペイン)・新リスボン大学(ポルトガル)国際共同シンポジウムが10月19日(木曜日)・20日(金曜日)の2日間、サラゴサ大学において開催されました。

本シンポジウムは、本学の研究核形成のため平成20~27年度時限設置された理工学研究科附属安全環境研究センターにおける研究者交流(宮本文穂名誉教授、喜多英敏名誉教授らの研究グループ)から発足し、平成25年度以降3大学持ち回りで開催しているものです。

第1回は、平成25年11月26日(於:サラゴサ大学)及び平成25年11月29日(於:新リスボン大学)、第2回は、平成26年11月27日~29日(於:山口大学)、第3回は、平成28年10月26日、27日(於:新リスボン大学)に開催されました。

また、両大学とは国際交流協定を締結し、本学工学部(大学院)学生の派遣を実施しており、今年度は大学院創成科学研究科化学系専攻から5名の学生がサラゴサ大学の研究室に派遣され、研修が行われました。さらに、両大学とはEUのERASMUS+プログラムにおける教職員・学生の相互交流も開始しています。

今回のシンポジウムは、国際連携の強化と、分野の融合を目指しており、その趣旨はシンポジウム案内のイラストにも表現されています。(掲載写真Scientific Program参照)

シンポジウムは新リスボン大学副学長(Vice Rector, Professor Valter Lucio)と、サラゴサ大学付属アラゴン州工学研究所所長(Prof. Ignacio GARCES)による開会挨拶により開幕し、環境化学・化学工学、社会建設工学、情報工学の分野から、16件の口頭発表と、学生による17件のポスター発表が行われました。学生からの質問も含め、活発な質疑討論が行われました。開催期間中に2件の取材があり、ラジオ放送や新聞で、本シンポジウムが紹介されました。

なお、次回シンポジウムは平成31年3月に本学での開催が予定されています。