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創成科学研究科の三上真人教授が日本燃焼学会技術賞を受賞しました

(2017年12月 6日 掲載)

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大学院創成科学研究科工学系学域機械工学分野の三上真人教授が、日本燃焼学会技術賞を受賞し、2017年11月14日(火曜日)に行われた日本燃焼学会表彰式において表彰されました。本賞は燃焼応用技術の研究・開発に顕著な功績をあげた個人またはグループに対して贈られる賞であり、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」実験棟において液滴群燃焼実験を行う装置(GCEM)を開発し、日本初となる軌道上での燃焼実験の成功に大きく寄与したことが高く評価されました。本受賞は株式会社IHI検査計測の久氏、佐藤氏、野倉氏、後藤氏、花房氏、山本氏、菅氏、宇宙航空研究開発機構の菊池氏、日本大学生産工学部の野村教授との共同受賞です。

受賞に対して三上教授は、「このたびは栄誉ある賞をいただき、大変身の引き締まる思いです。液滴群燃焼実験装置(GCEM)は、ISS「きぼう」における微小重力環境で100個を超える燃料液滴から成る液滴群の燃え広がりを観察するための装置です。軌道上で前例が無く難度の高い実験を実現すべく、2008年の宇宙実験テーマ採択以来、関係者の皆様とアイディアを出し合い、時間をかけて丁寧に課題を一つ一つ解決してまいりました。受賞の連名者以外にも多くの方々にお世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。今後もオリジナリティある研究を行うべく精進いたします。」と喜びの言葉を述べています。

関連ページ:山口大学HP「国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟での燃焼実験に成功~JAXAと山口大学の共同実験 Group Combustion実験(研究代表者:三上真人教授)~