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創成科学研究科の中村教授らグループが土木学会賞の技術賞を受賞

(2018年6月19日 掲載)

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コンクリートに発生するひび割れを何とかしたいという技術者の熱意のもと、山口県と田村隆弘徳山高専教授、二宮純同客員教授、中村秀明山口大学教授、細田曉横浜国立大学准教授らのグループが、土木技術の発展に顕著な貢献をなし、社会の発展に寄与したと認められる画期的な技術に対して贈られる「土木学会賞の技術賞」を受賞しました。

対象となった技術は、産官学が協働で開発した「山口県によるひび割れ抑制・品質確保システムの構築と展開」です。この技術は、施工状況把握チェックシートや施工記録データベースを活用しながら、コンクリートに発生するひび割れを分析し、それをフィードバックすることにより、発注者と設計、施工、製造業者、研究機関が協働で、ひび割れを抑制するものです。コンクリート構造物のひび割れを抑制するだけでなく、品質向上にもつながることから全国的にも注目を集めています。