カリキュラムの特色

社会ニーズを踏まえた教育の推進

産業界の協力のもと「研究科教育評議会」を設置し、教育内容に対する要望の聴取、産学協働によるイノベーション実践教育プログラム及びインターンシッププログラムの構築、実務家教員の派遣など、産業界との関係強化を促進します。

研究科共通科目

創成科学研究科の教育課程には、理・工・農学系分野の研究者及び高度専門職業人として必要とされる能力を身につけることを目的とした研究科共通科目を開設します。研究科共通科目は、研究基盤科目、キャリア教育科目、イノベーション教育科目から構成され、新設される大学院教育センターが中心となって提供する大学院共通科目です。

研究基盤科目

研究者としての自覚を促し、科学者としての倫理規範を涵養する「研究者行動規範特論」と、本学の強み・特色となっている知的財産教育としての「知的財産特論」を本研究科の全ての学生に対して必修とします。

● 研究行動規範特論、知的財産特論 等

キャリア教育科目

自己の在り方・生き方を考え、修了後に社会的・職業的自立を図るために必要な知識や態度を身につけるため、「キャリア・デザイン」を前期課程及び後期課程にそれぞれ開設します。また、6年一貫教育における先取り履修制度を活用することで生まれる期間で、海外特別研修や長期インターンシップに派遣します。

● キャリアデザインI・II、長期インターンシップI・II、学位論文作成支援 等

イノベーション教育科目

博士前期課程においては、イノベーションの基盤となる知識や方法を、博士後期課程においては、先端的な技術要素を効果的に統合する能力やビジネスで活かす能力を身につけさせるため、「イノベーション教育科目」を提供します。

● 研究開発戦略論、企業経営と財務、リサーチメソドロジー特論、イノベーション特論 等

6年一貫教育の推進

理・工・農学系分野の博士前期課程への高い進学状況と現状を踏まえ、学士課程と博士前期課程の接続性に配慮した学科及び専攻の編成とし、学生及び社会から見たキャリアパスの明確化を図るとともに、先取り履修制度等による6年一貫教育を推進します。

国際連携専攻(ジョイント・ディグリー・プログラム)修士課程(2020年4月1日開設)

修士課程(農学系)において、タイのカセサート大学とジョイント・ディグリー・プログラムを実施します。