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大学院創成科学研究科機械工学系専攻の萩原雅之さんが日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を受賞しました

(2019年7月 1日 掲載)

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創成科学研究科機械工学系専攻博士前期課程1年(発表当時)の萩原雅之さんが2019年3月に山口大学常盤キャンパスで開催された日本機械学会 中国四国支部 第57期 総会・講演会にて、「日本機械学会若手優秀講演フェロー賞」に選ばれました。

同賞は、発表内容が有益で新規性があり、発表および質疑応答が優れた26歳未満の学生または研究者に贈られる名誉ある賞です。また、本講演会では約140人の講演者の中から7人の受賞者が選らばれました。

萩原さんの研究は、石炭火力発電所で使用されている石炭を粉砕する装置で粉砕の過程でまれに起こる異常振動の発生原因の解明であり、企業と共同で行っております。取り組んでいる内容として、実際に石炭火力発電所で使用されている石炭の粉砕装置を小型化した実験装置を用いて粉砕実験を行い、得られたデータを元に解析を行っております。本講演会では粉砕中に発生する摩擦係数とローラの滑り具合の関係を明らかにし、異常振動発生時の摩擦係数の変化を確認することが可能になりました。

受賞に関して萩原さんは、「今までやってきた努力が報われて周りから自分の研究が認められたことに喜びを感じました。まだまだやることが山積みなので頑張ります。」と喜びの言葉を述べています。