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インドネシアのウダヤナ大学で「Seminar on Wastewater Treatment Technology and Management in Bali」が開催されました

(2020年2月 7日 掲載)

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2月3日(月)、インドネシアのウダヤナ大学で「Seminar on Wastewater Treatment Technology and Management in Bali」が大澤高浩准教授(山口大学先進科学・イノベ―ション研究センター)のコーディネートで開催されました。当日はウダヤナ大学の教員、学生、環境林業省の職員、バドゥン県の環境局の職員、バリ島のデンパサール周辺のホテルの水浄化担当者等の合計約200名が参加しました。

このセミナーは宇部市の地元企業(環境産業)の㈱アースクリエイティブ社(代表取締役:栗原和実氏)、山口大学(大澤准教授、創成科学研究科循環環境工学分野 今井剛教授)、アイ・シー・ネット㈱が共同で採択された環境省のアジア水環境改善モデル事業「インドネシア・バリ州における液膜曝気システムとIoT監視センサー導入による生活排水の適正管理」の一環として行われました。

開会挨拶はウダヤナ大学大学院長のI Putu Gede Adiatmika教授からいただきました。引き続き、アースクリエイティブ社代表取締役の栗原氏より趣旨説明がなされ、ウダヤナ大学のI Wayan Budiarsa Suyasa教授、本学の今井剛教授、環境林業省ジャワ州支局のAwan Erry Sofyar I.氏、公共事業省バドゥン県支局のBapak Ida Bagus Lanang Suardana氏、アースクリエイティブ・インドネシア社のAkmad Rivai氏、インドネシアの浄化槽メーカーのダイキ・アクシス・インドネシア社のDara Rizqi Isnaini Armadani氏からバリの水環境の現状、水環境保全のための水浄化技術、水浄化プラントのメンテナンスの重要さなど多岐にわたる講演が行われました。各講演に対して、極めて活発な質疑応答がなされ、大変充実したシンポジウムになりました。