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若手研究者のためのThe 17th Young Scientist Seminarをオンライン開催しました

(2020年12月11日 掲載)

11月28日(土曜日)、29日(日曜日)に、The 17th Young Scientist Seminarをオンラインで開催しました。

本セミナーは若手研究者の国際ネットワーク形成を目的として、山口大学の大学院生が運営主体となって企画・開催している国際セミナーです。山口大学との国際交流協定校をはじめ、7か国(タイ、ベトナム、インドネシア、ドイツ、オーストラリア、ブルネイ、日本)の大学から102人が参加し、大学院生を含む若手研究者による口頭発表や国内外から研究者を招致したリモートでの招待講演が行われました。

口頭発表では、主に生物工学、応用微生物学、化学工学の分野で研究をしている若手研究者が6グループに分かれて、計61件の発表がありました。口頭発表後のディスカッションでは、母国語ではない英語での質疑応答で、戸惑いながらも熱心に答えようとする姿勢が見られました。

招待講演では、シドニー大学(オーストラリア)のThomas Ferenci教授をはじめとする6名の招待講演者から、最先端の研究成果の講演をいただきました。また、若手研究者には今後の研究活動や進路・職業選択などの一助となるようなメッセージもいただき、キャリア形成を考える機会となりました。

今回オンラインでの開催により、参加国の間では最大約10時間の時差があり、参加者によっては早朝または夜遅くにかけて参加していただき、例年の対面での開催と同じ規模の参加者数と内容で実施できたことを喜んでいます。

なお、本セミナーは2020年度山口大学基金「学術講演会等開催助成事業」および令和2年度工学部オンラインシンポジウム等開催支援事業に採択され、その支援を受けて開催されました。