トピックス

夏休み恒例の科学体験イベント「おもしろ科学教室」を実施しました

(2019年9月17日 掲載)

夏休み恒例の科学体験イベント「おもしろ科学教室」を実施しました-1.jpg夏休み恒例の科学体験イベント「おもしろ科学教室」を実施しました-2.jpg

山口大学では,次世代理系人材育成を目的とした山口県との連携事業「やまぐち燦めきサイエンス事業」の一環で,小・中学校の夏休み期間中に地域の施設や団体を訪問して科学教室を実施しています。今年度は県内の25の施設を訪問し,児童・生徒や保護者ら約970名を対象に体験型の教室を実施しました。今季も工学部の岡田秀希技術専門職員らが講師を務め,各会場の参加者層に応じたテーマを設定し,関連するユニークな科学体験を提供しました。

公民館では,「楽器と音のふしぎ」をテーマに,目には見えない音の正体と身近な楽器の発音のしくみを学ぶ教室を開催しました。横波と縦波の伝搬の違いの観察や,定常な音波の腹と節を可視化する実験など,ほとんどの実験を子どもたちの手を借りて一緒に進めています。また,打楽器と管楽器が発する音程も,実際に見て触って聞いて確かめました。最後に,太いストローを使った楽器の工作に親子協力して取り組みました。

学童保育の教室では,「自由研究のヒント いろいろ」と題して,普段テレビでしか見る機会がない機材を使い,子どもたちの関心の高い様々な分野や題材の実験を行いました。熱画像(サーモグラフィ),物体の固有振動,液状化現象,光の反射と屈折,ドローンのしくみ を題材に,子どもたち全員が見て触って体験しました。また、家に持ち帰って実験するための器具の工作も行いました。

昨年度実施した教室では,当日のテーマを家に持ち帰り、自由研究としてさらに取り組んだ児童が,市の児童科学作品展で入賞した事例もあり,夏休み期間の学習活動の動機づけとしての期待も寄せられています。

①公民館・児童館②学童保育
7/30 下関市王喜公民館(20名)
8/1   下関市清末公民館(21名)
8/2   下関市長府公民館(40名)
8/9   下関市吉田公民館(33名)
        下関市小月公民館(23名)
8/10 山口県児童センター(19名)
8/17 下関市勝山公民館(7名)
8/24 下関市川中公民館(29名)
7/24 下関市王喜児童クラブ(41名)
        下関市安岡児童クラブ(72名)
7/26 下関市一の宮児童クラブ(60名)
        下関市小月児童クラブ(38名)
7/30 下関市垢田児童クラブ(36名)
8/1   下関市本村児童クラブ(30名)
8/6   下関市生野児童クラブ(34名)
        下関市向井児童クラブ(31名)
8/8   下関市川中西児童クラブ(40名)
        下関市江浦児童クラブ(44名)
8/19 下関市豊浦児童クラブ(83名)
        下関市文関児童クラブ(35名)
8/21 下関市川中児童クラブ(93名)
        下関市養治児童クラブ(30名)
8/28 下関市きくがわ児童クラブ(32名)
        下関市王江児童クラブ(11名)
8/30 宇部市東岐波学童保育クラブ(66名)