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「第5回山口大学・環境DNA研究センターシンポジウム(WEB開催)~環境DNA研究の最前線と企業の取り組み~」を開催しました

(2022年11月 1日 掲載)

2022年10月11日(火曜日)にWEBにて、「第5回山口大学・環境DNA研究センターシンポジウム~環境DNA研究の最前線と企業の取り組み~」が開催されました(主催:環境DNA研究センター、共催:グローカル環境・防災学研究会、後援:環境DNA学会、土木学会中国支部)。 

シンポジウムでは、特別講演として大阪大学の渡辺教授からワンヘルスについて、国立環境研究所の今藤様から環境DNAにおけるデータベースの重要性についてご講演頂きました。この他にも企業から先進的な環境DNA研究や研究手法に関する講演を頂きました。

シンポジウムには官公庁、民間、一般、大学から390名の参加があり、参加された方々は環境DNA研究に深い関心を持たれており、積極的な質疑が飛び交い、大変有意義な場となりました。

【講演内容】
1)開会挨拶
 山口大学大学院創成科学研究科・教授(環境DNA 研究センター長) 赤松 良久
2)「ワンヘルスと人獣共通感染症 ~人、動物、環境、そしてウイルス~」
 大阪大学微生物病研究所感染機構研究部門分子ウイルス分野・教授 渡辺 登喜子
3)「屋内の埃に含まれる節足動物の環境DNA解析の検討」
 ㈱大林組技術研究所  洲﨑 雄
4)「大河川下流域で魚類調査を行う場合の効率的な採水方法について & 定量PCRにより魚類の行動予測は可能か?」
 ㈱エコー河川環境部 平田 真二
5)「環境DNAによる昆虫多様性検出とデータベースの重要性」
 国立環境研究所生物多様性領域環境ゲノム研究推進室・琵琶湖分室(兼務) 今藤 夏子
6) 「環境DNA調査のための「画期的」なサンプリングツール及びDNA回収方法の開発と適用」
 日本工営㈱中央研究所先端研究センター・専門部長 今村 史子
 山口大学環境DNA研究センター・准教授(特命) 中尾 遼平
7)閉会挨拶
 山口大学長 谷澤 幸生

環境DNA研究センターHP:http://cedna.kenkyu.yamaguchi-u.ac.jp/

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