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創成科学研究科(理学系)の武宮淳史准教授が「日本植物生理学会奨励賞」を受賞しました

(2022年4月 8日 掲載)

このたび、創成科学研究科(理学系)の武宮淳史准教授が「日本植物生理学会奨励賞」を受賞しました。

本奨励賞は、植物生理学、植物生化学、植物分子生物学、植物細胞生物学など植物科学の分野で、特に国際的にも優れた研究を発表し、なお将来の発展を期待できる若手研究者に対し授与されるものです。

受賞対象となった業績は、「青色光に応答した気孔開口の分子機構に関する研究」で、青色光受容体であるフォトトロピンのリン酸化基質を世界に先駆けて発見するなど、植物の環境応答の仕組みを分子レベルで解明し、植物生理学の進歩に大きく貢献したことが評価され、このたびの受賞となりました。

受賞に関して武宮准教授は、「日本植物生理学会奨励賞という栄誉ある賞を拝受し、大変光栄に思います。この賞を励みに、今後も植物の生存戦略の本質理解を目指して研究に邁進していきたいと思います。」と述べています。

授賞式と受賞講演は、2022年3月23日のつくば年会(オンライン)にて行われました。

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